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SCショーレポート, from St. Louis

SCショーレポート, from St. Louis

 

スーパーコンピューティングショー(SC)は2年ぶりにリアル開催されました。業界のトップイベントの久々の開催に、ステークホルダーが、セントルイスの会場、アメリカセンターに集まりました。今年の展示委員長は東京工業大学の松岡教授とあって、日本の出展者の存在感がいっそう高まりました。

主催者発表によると、約3500人が実際に登録をし、来場したほか、相当数のオンライン参加がありました。本来のSCと比べて参加数は下回っていますが、コロナ直後開催のイベントとして期待に沿っていました。会場内はアメリカの出展者が中心でしたが、日本と並んでアジアからの関わりも多く、韓国と中国も業界の参与をアピールしていました。

 

最近の量子コンピューター技術に関してIBMが大発表をしてニュースになっているにもかかわらず、ショーの大部分は従来のスーパーコンピューターと関連するソフトウェアおよびインフラストラクチャーのサプライヤーが占めていました。このイベントの主な目的は販売催促よりは教育に焦点を当てています。この戦略的分野の研究が将来にわたって継続することを確実にするために、組織委員会が若い才能をイベントに引き付けることに多大な努力を払ったことは注目に値するでしょう。

 

会場内は静かだったと言っても過言ではありません。一部の出展者が参加をあきらめたか参加できなかったため、展示ホールに多少のスペースが残っていました。国によってはまだ「アメリカの中心」にまで渡航することが簡単ではありません。が、46,600㎡というホールの大きさからすると、主催者がリアルイベントがこれから復活出来るように最善を尽くしたと思われ、SC Organising Committeeと運営チームのHall-Erickson、Freeman、Spargoに称賛を送ります。

 

当社はBusiness Development & Marketing部のディレクターであるジャスティン・オーガストを派遣し、3日間をかけて会場でスーパーコンピューターについて学ばせると同時に、新しいコネクションを確立しました。「メリーランド大学が実際の量子コンピューターを展示しているのを見るのは、わくわくする瞬間だったし、展示フロアに多くの研究機関と米国国防省が存在することは、この技術が戦略的資産としてどれほど真剣に焦点を合わせているかを明確に示していうろ感じた」とのことです。

 

来年、SCはダラスに移動し、参加者、出展社ともに、さらに増える見込みです。出展者の多くは、来年5月にハンブルクで開催されるISCショーにも出展することに関心を示しました。アウトバウンドビジネスがすでに再開されているので、この活動は来年の仕事に結びつくように期待しています。

 

 

投稿日:2021年12月27日 10:00

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