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比較!2つのトレードショー SAKURA LAS VEGAS TIMES第13号発行!
比較!2つのトレードショー SAKURA LAS VEGAS TIMES第13号発行!
皆さん、こんにちは!
今回のサクラインターナショナル・ラスベガスタイムズは、2024年5月21日(火)から5月23日(木)まで、マンダレイベイ・コンベンションセンターで開催されました「Licensing Expo 2024」と、6月8日(土)から6月14日(金)までラスベガス・コンベンションセンターで行われた「InfoComm 2024」の様子を2つの展示会の特徴を比べながらお届けします。
まず、Licensing Expo2024は、グローバルライセンス産業の展示会で、エンタメ、キャラクター、ファッション、アート、ゲーム、出版物やコーポレートブランドなどの著作権、商標権のオーナーやその代理店をメーカーや小売業者と結び付け、新たなライセンシングビジネスのチャンスを作り出すことを目的としているトレードショーです。
今年は約700の出展者(ブランドは5000以上)が出展し、参加者は2万5,000人を超えました。
一方、InfoComm 2024は、オーディオ、デジタルサイン、通信などに特化したトレードショーで、今年は800以上の出展者があり、来場者は3万人を超えたと発表されました。
この二つのトレードショーですが、Licensing Expoは商談を主にしたものであり、InfoCommは各出展者の新製品やシステムの発表がメインとなっています。
そのため、それぞれの展示会でのブースデザインの特徴が異なっており、興味深かったので、皆様にもご紹介したいと思います。
まずLicensing Expo は、ブースの周りをそのブランドを代表するキャラクターや商品でぐるっと囲って、商談エリアであるブースの中心部分は見えないような構造になっているブースが多くみられました。
事前に商談のためのアポイントを取って、ブースを訪問される方がほとんどですので、写真のブースのように、お約束がない訪問者は受付でシャットアウトし、中には入れなくなっています。
中心部はテーブルと椅子のセットアップがほとんどで、商品はあまり置かれていません。
一方InfoCommは、自社の製品やシステムをアピールする絶好のチャンスですので、入り口のスペースを広くとって、ブースの中心に製品をディスプレイし、誰もがブースの中まで入り易い構造になっているデザインが大多数を占めていました。
製品をブースの中に集めることで、来場者はゆっくりと製品を見たり、触ったりできるようになっています。アメリカでの展示会はB to Bがメインですので、製品のエリアとは別に、商談スペースが設けられているブースも多かったです。
このように一括りに展示会といっても、展示会によって特徴は様々です。
今までは展示会を一つずつご紹介してきましたが、今回のように比べてみるのも面白いのではないでしょうか。
出展者の目的に沿ってブースデザインを変えることの大切さを再認識することができました。
公開日 2024年7月17日 14:50
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